TurboScribe(ターボスクライブ)は、音声や動画のファイルをAIでテキストに変換する文字起こしサービスです。OpenAIの音声認識モデルWhisperをベースにしており、無料プランでも1日3ファイルまで文字起こしできることから、講義やインタビュー、会議の録音をテキストにしたい人の間で使われています。
この記事では、TurboScribeの特徴と使い方、無料プランの制限とUnlimitedプランの料金を2026年10月時点の情報で整理し、目的に合わせて選べる代わりの文字起こしツールも紹介します。
TurboScribeとは
TurboScribeは、音声・動画ファイルをアップロードするだけで文字起こしできるWebサービスです。主な特徴は次のとおりです。
- Whisperベースの音声認識:OpenAIのWhisperをもとにしたAIで文字起こしします。
- 98以上の言語に対応:日本語、英語、中国語、韓国語などの文字起こしに対応しています。
- 話者の識別:アップロード時の設定で話者の識別を有効にすると、発言ごとに話者が分かれます。
- 多様な書き出し形式:TXT、DOCX、PDFのテキストのほか、SRT、VTTの字幕ファイルとして書き出せます。
- 定額で使い放題のプラン:有料のUnlimitedプランは、文字起こしの時間を気にせず使える定額制です。
ブラウザで動くので、アプリのインストールは不要です。パソコンでもスマホでも、ファイルをアップロードして使えます。
TurboScribeの無料プランの制限と料金
2026年10月時点の公式サイトの料金表をもとにまとめると、TurboScribeのプランは次のとおりです。
| 無料プラン | Unlimitedプラン | |
|---|---|---|
| 料金 | 0円 | 月払い:月額20ドル/年払い:月あたり10ドル(年120ドル) |
| 1日に文字起こしできる数 | 3ファイルまで | 上限なし |
| 1ファイルの長さ | 30分まで | 10時間まで |
| アップロード | 1ファイルずつ | ― |
| 処理の優先度 | 低め | 最優先 |
| 他言語への翻訳 | ― | あり |
※ 料金と制限は変更されることがあります。申し込む前に TurboScribeの公式サイト で最新の情報を確認してください。
無料プランは、30分以内の短い録音を1日に数本文字起こしするなら十分に使えます。1時間の会議や90分の講義のように30分を超える録音は、ファイルを分割するか、Unlimitedプランに切り替える必要があります。
TurboScribeの使い方
- TurboScribeのサイトを開き、案内にしたがってログインします。
- ファイルの文字起こしを選び、音声または動画のファイルをアップロードします。
- 言語を選びます。複数人の会話なら、詳細設定で話者の識別をオンにします。
- 文字起こしが終わったら、画面でテキストを確認し、TXTやDOCX、SRTなど必要な形式でダウンロードします。
文字起こしの速さは、ファイルの長さとサーバーの混み具合によって変わります。録音の質がよいほど、仕上げの修正も少なくて済みます。
TurboScribeの代わりに使える文字起こしツール
TurboScribeは「長い音声を定額で大量に文字起こししたい」ときに強いサービスです。一方で、使う頻度が少ない、要約や要点までまとめて作りたい、音声を外部に送りたくないといった場合は、ほかのツールのほうが合うこともあります。目的別に3つの選択肢を紹介します。
1. sipsip.ai:登録なしですぐ試せて、要約まで作れる
sipsip.ai の文字起こしツールは、ブラウザで音声や動画をアップロードするだけで使えます。音声認識モデル Deepgram nova-3 を使い、日本語を含む30以上の言語に対応しています。
- ログインなしで1日1回、50 MB・30分までのファイルを無料で文字起こしできます。
- 複数人の会話は「話者1」「話者2」のように発言ごとに分かれます。
- カード登録不要の無料アカウントを作ると、長い録音や動画のリンクも Distill で文字起こしでき、AI要約・要点・翻訳まで作れます。
文字起こししたテキストから議事録や講義ノートを作りたい人に向いています。動画ファイルは動画の文字起こしツールからそのままアップロードできます。料金プランは料金ページで確認できます。
2. OpenAI Whisper:環境構築できるなら完全無料
TurboScribeのもとになっているWhisperは、MITライセンスで公開されているオープンソースの音声認識モデルです。Google Colabや自分のパソコンで動かせば、ファイルの数や長さを気にせず無料で文字起こしできます。音声を外部のサービスに送らずに済むので、機密性の高い録音にも向いています。PythonやGoogle Colabの操作が必要になるため、手順は「Whisperで文字起こしする方法」を参考にしてください。
3. Transkriptor:TurboScribeとよく比較される文字起こしサービス
Transkriptorは、TurboScribeとよく比較されるAI文字起こしサービスです。会議の録音や翻訳など機能の幅が広く、文字起こしできる時間に応じたプランが中心です。毎月の利用量が決まっているなら、両方の無料枠で同じファイルを試し、精度と使い勝手を比べてから選ぶと安心です。
TurboScribeと代替ツールの比較
| TurboScribe | sipsip.ai | Whisper(自分で実行) | |
|---|---|---|---|
| 無料で使える範囲 | 1日3ファイル・各30分まで | 1日1回・30分まで(ログインなし) | 制限なし |
| 有料プラン | 定額の使い放題(Unlimited) | 月額プラン | なし(無料) |
| 話者の区別 | あり | あり | 拡張ツールで対応 |
| 手軽さ | ブラウザで使える | ブラウザで使える、登録なしで試せる | Pythonなどの準備が必要 |
どれを選べばいいか
- 長い録音を毎月たくさん文字起こしする:定額で使い放題になるTurboScribeのUnlimitedプランが向いています。
- たまに会議や講義を文字起こしして、要点までまとめたい:登録なしで試せて、無料アカウントで要約まで作れる sipsip.ai が手軽です。
- 費用をかけず、音声を外部に出したくない:Whisperを自分のパソコンで動かす方法が向いています。
文字起こしの精度は、どのツールでも録音の質に大きく左右されます。迷ったら、手元の同じ録音ファイルを無料枠で試して、仕上がりを見比べてから決めるのがおすすめです。



