議事録は、会議で「何が決まり、誰が、いつまでに、何をするか」を記録する文書です。書き方の基本は、決定事項・ToDo・議論の要点を分けて、結論から書くこと。下のテンプレートをコピーして、項目を埋めるだけで使えます。
議事録に書く基本の9項目
議事録のフォーマットは会社によって違いますが、次の9項目がそろっていれば、会議に出ていない人が読んでも内容がわかります。
| 項目 | 書く内容 |
|---|---|
| 会議名 | 「第3回 新商品企画会議」など、何の会議かわかる名前 |
| 日時 | 年月日と開始・終了時刻 |
| 場所 | 会議室名、またはオンライン会議のツール名 |
| 出席者 | 氏名(社外の人は会社名も)、司会と書記、欠席者 |
| 議題 | 話し合ったテーマを番号付きで |
| 決定事項 | 会議で決まったこと |
| ToDo | やること・担当者・期限 |
| 議論の要点 | 結論に至った理由、出た意見、保留になった論点 |
| 次回予定 | 次回の日時と議題 |
この中で最も大切なのは「決定事項」と「ToDo」です。この2つが曖昧だと、会議のあとに誰も動けません。
コピーして使える議事録テンプレート
社内会議・打ち合わせ・定例ミーティングで使える基本のテンプレートです。そのままコピーして、Word、Googleドキュメント、メール、チャットに貼り付けて使えます。
■会議名:
■日時:2026年 月 日( ) : 〜 :
■場所:
■出席者:(司会) (書記)
■欠席者:
■議題:
1.
2.
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【決定事項】
・
【ToDo】
・内容: 担当: 期限: 月 日
・内容: 担当: 期限: 月 日
【議論の要点】
<議題1>
・
<議題2>
・
【保留・持ち越し事項】
・
【次回予定】
日時:
議題:
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作成者: 作成日:
決定事項とToDoを議論の要点より上に置くのがポイントです。忙しい人は冒頭だけ読めば、会議の結果と自分の担当がわかります。
議事録の記入例
テンプレートを使った記入例です。書き方のイメージをつかむ参考にしてください。
■会議名:第3回 新商品企画会議
■日時:2026年10月20日(火)14:00〜15:00
■場所:本社5階 会議室A/オンライン併用
■出席者:(司会)佐藤、(書記)田中、鈴木、高橋、伊藤
■欠席者:山本
■議題:
1. 秋の新商品のパッケージデザイン
2. 発売日とプロモーション計画
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【決定事項】
・パッケージはB案(白地にロゴ大きめ)で進める
・発売日は12月1日とする
【ToDo】
・内容:B案の最終デザインを制作 担当:鈴木 期限:10月31日
・内容:SNS広告の予算案を作成 担当:高橋 期限:10月27日
・内容:店頭POPの発注先に見積依頼 担当:伊藤 期限:10月24日
【議論の要点】
<議題1>
・A案は高級感があるが、店頭で目立ちにくいとの意見が多数
・B案はアンケートで若年層の評価が最も高かったため採用
<議題2>
・年末商戦に間に合わせるため、12月1日発売で合意
・プロモーションはSNS広告を中心とし、予算は次回決定
【保留・持ち越し事項】
・プロモーション予算の上限(次回までに高橋が案を作成)
【次回予定】
日時:10月27日(火)14:00〜
議題:プロモーション予算の決定
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作成者:田中 作成日:2026年10月20日
わかりやすい議事録を書くコツ
結論から書く
各議題は「何が決まったか」を先に書き、理由や経緯はそのあとに続けます。時系列で発言を並べると、読む人が結論を探さなければなりません。
決定事項・ToDo・意見を分ける
「〜で進める」(決定)、「〜までに〜する」(ToDo)、「〜という意見があった」(意見)を混ぜずに、見出しで分けて書きます。決まっていないことは「保留」として残しておくと、次の会議で話し合い漏れを防げます。
ToDoは「誰が・何を・いつまでに」をセットで
「資料を準備する」だけでは、担当も期限もわかりません。必ず担当者名と期限を一緒に書きます。
事実と自分の意見を混ぜない
議事録は会議の記録です。書記の感想や解釈は入れず、発言や決定をそのまま短くまとめます。
短い文と箇条書きで書く
1文に1つの内容を書き、箇条書きを使います。社内向けなら「である調」や体言止めにすると、短く読みやすくなります。
当日中に共有する
記憶が新しいうちに書いて、当日中に出席者へ共有します。内容に誤りがないか、出席者に確認してもらってから確定させると安心です。
会議の種類別フォーマットの選び方
| 会議の種類 | おすすめの書き方 |
|---|---|
| 定例会議・チームミーティング | 決定事項とToDo中心の簡易型。テンプレートの「議論の要点」は短めに |
| プロジェクト会議・企画会議 | 基本テンプレートをそのまま使い、保留事項も必ず残す |
| 社外との打ち合わせ | 会社名・役職も記載し、合意内容を相手と共有して確認する |
| 取締役会・株主総会 | 法律で記載事項が決まっているため、専用の書式で作成する |
取締役会の議事録は会社法で記載事項が定められているので、社内の規程や専門家の指示に従って作成してください。
録音と文字起こしで議事録を早く作る
会議中にメモを取りながら議論にも参加するのは大変です。会議を録音しておけば、会議中は決定事項とToDoのメモに集中でき、細かい発言はあとから確認できます。
録音したファイルは、sipsip の音声 文字起こしにアップロードすると、話した内容をテキストにできます。日本語を含む30以上の言語を自動で判別し、話者が複数いる場合は区別して書き起こします。オンライン会議を録画した動画なら、動画 文字起こしが使えます。
文字起こしのテキストから決定事項とToDoを拾い、テンプレートに当てはめれば議事録の完成です。録音を一から聞き返すよりも、ずっと短い時間でまとめられます。
まとめ
議事録の書き方の基本は、9つの項目をそろえ、決定事項とToDoを冒頭に、議論の要点をそのあとに書くことです。テンプレートを会議の前に用意しておき、会議中は結論と担当者を確実に押さえ、当日中に共有しましょう。録音と文字起こしを組み合わせれば、聞き漏らしを防ぎながら議事録づくりの時間を短くできます。



