ノートパソコンでWeb会議をしながら、AIが作った会議の文字起こしと要約を確認している様子

Otter AIとは?無料プランの制限と料金、日本語対応と代わりに使える文字起こしツール

Otter AIは、Web会議に参加して会話をリアルタイムで文字起こしし、要約まで作るAI会議アシスタントです。無料プランの制限、Proプランの料金、日本語対応と、目的別に選べる代わりのツールをまとめました。

Wendy Zhang
Wendy Zhang··7分で読めます

Otter AI(Otter.ai)は、Web会議の会話をリアルタイムで文字起こしし、会議の要約やアクションアイテムまで自動で作るAI会議アシスタントです。ZoomやGoogle Meet、Microsoft Teamsの会議にAIアシスタントとして参加する仕組みで、英語圏では会議の議事録づくりの定番ツールとして広く使われています。日本語の文字起こしにも対応しています。

この記事では、Otter AIでできることと使い方、無料プランの制限とProプランの料金、日本語対応の範囲を2026年10月時点の情報で整理し、目的に合わせて選べる代わりのツールも紹介します。

Otter AIとは

Otter AIは、会議の「記録係」をAIに任せるためのサービスです。主な機能は次のとおりです。

  • 会議への自動参加:カレンダーと連携すると、予定されたZoom、Google Meet、Microsoft Teamsの会議にAIアシスタントが参加し、会話を記録します。
  • リアルタイム文字起こし:会議中から画面上に文字起こしが流れ、発言者ごとに分かれて表示されます。
  • 要約とアクションアイテム:会議が終わると、要点のまとめと「誰が何をするか」の一覧が作られます。
  • 録音ファイルの取り込み:手元の音声・動画ファイルをアップロードして文字起こしすることもできます。
  • スマホアプリ:対面の打ち合わせや講義を、アプリで録音しながら文字起こしできます。

チームで同じ会議メモを共有し、あとからキーワードで過去の会議を探せる点も、定例会議の多い組織で選ばれている理由です。

Otter AIの無料プランの制限と料金

2026年10月時点の公式サイトの情報をもとにまとめると、無料プランと個人向けProプランの違いは次のとおりです。

無料プラン(Basic)Proプラン
料金0円月払いで月額16.99ドル(年払いは割安)
文字起こしできる時間月300分まで無料プランより大幅に多い
1回の会話の長さ30分まで無料プランより長い
録音ファイルの取り込み合計3回まで毎月取り込める

※ 料金と制限は変更されることがあります。申し込む前に Otter AIの公式サイト で最新の情報を確認してください。

無料プランは、30分以内の短い会議を月に数回記録する用途なら十分に試せます。気をつけたいのは「1回30分まで」と「ファイル取り込みは合計3回まで」の2点です。1時間の定例会議は途中までしか記録されず、手元の録音を文字起こしする使い方は3回で終わってしまいます。

Otter AIは日本語に対応している?

2026年10月時点で、Otter AIが文字起こしに対応している言語は次の6つです。

  • 英語
  • スペイン語
  • フランス語
  • ドイツ語
  • 日本語
  • 中国語(簡体字)

日本語の会議はそのまま文字起こしできます。一方で、韓国語、ポルトガル語、イタリア語などを話す相手との会議が多い場合は、30以上の言語に対応した文字起こしツールを組み合わせると安心です。画面のメニューや要約の表示言語は、アカウントの設定とあわせて確認しておきましょう。

Otter AIの使い方

  1. Otter AIの公式サイトで、GoogleまたはMicrosoftのアカウントを使って登録します。
  2. カレンダーを連携し、AIアシスタントを参加させる会議を選びます。会議のURLを貼って、その場で参加させることもできます。
  3. 会議が始まると、AIアシスタントが参加者として入室し、文字起こしを始めます。
  4. 会議が終わったら、要約・アクションアイテム・文字起こし全文を確認し、必要に応じて共有や書き出しをします。

AIアシスタントは会議の参加者一覧に表示されます。社外の参加者がいる会議では、記録していることを事前に伝えておくとトラブルを防げます。

Otter AIの代わりに使える文字起こしツール

Otter AIは「定例のWeb会議を、チームで自動的に記録する」用途に強いサービスです。一方で、録音済みのファイルをまとめて文字起こししたい、会議にボットを入れたくない、6言語以外の会議もある、といった場合は別のツールのほうが合うことがあります。

1. sipsip.ai:録音ファイルを登録なしで文字起こし、要約まで作れる

sipsip.ai の文字起こしツールは、会議が終わってから録音・録画ファイルをアップロードして使います。会議に参加するボットはなく、Zoomのローカル録画、スマホのボイスメモ、ICレコーダーの音声など、どんな方法で録ったファイルでも扱えます。

  • ログインなしで1日1回、30分までのファイルを無料で文字起こしできます。
  • 複数人の会話は「話者1」「話者2」のように発言ごとに分かれます。
  • 日本語を含む30以上の言語に対応し、言語は自動で判別されます。
  • カード登録不要の無料アカウントを作ると、長い録音や動画のリンクも Distill で文字起こしでき、AI要約・要点まで作れます。

リアルタイムの文字起こしや、会議への自動参加はOtter AIの領分です。sipsip.ai は「録ったあとにまとめて処理する」使い方に向いています。録画ファイルをそのまま入れたいときは動画の文字起こしツールが便利です。

2. Zoomの自動字幕とクラウド録画のトランスクリプト

Zoomを使っているなら、まずはZoom自体の機能で足りるかを確かめる価値があります。会議中の自動字幕は無料アカウントでも使え、有料プランならクラウド録画の音声トランスクリプトが会議後に自動で作られます。設定の手順は「Zoomで文字起こしする方法」で詳しく解説しています。

3. Fireflies.ai:営業やCRM連携を重視するチーム向け

Fireflies.aiは、Otter AIと同じく会議にボットが参加して文字起こしと要約を作るサービスです。SalesforceやHubSpotなどのCRMとの連携が充実しています。2026年10月時点で、無料プランは400分、Proは月額18ドルで8,000分、Businessは月額29ドル、Enterpriseは月額39ドル(いずれも年払い)です。

4. OpenAI Whisper:環境構築できるなら無料で使い放題

Whisperは、OpenAIがオープンソースで公開している音声認識モデルです。自分のパソコンやGoogle Colabで動かせば、ファイルの数や長さを気にせず無料で文字起こしでき、音声を外部サービスに送らずに済みます。手順は「Whisperで文字起こしする方法」を参考にしてください。

Otter AIと代替ツールの比較

Otter AIsipsip.aiFireflies.aiWhisper(自分で実行)
使い方会議にボットが参加録音ファイルをアップロード会議にボットが参加自分のPCで実行
無料で使える範囲月300分・1回30分まで1日1回・30分まで(ログインなし)400分制限なし
日本語対応(全6言語)対応(30以上の言語)対応対応
要約ありあり(無料アカウント)ありなし
リアルタイム文字起こしあり録音後に処理あり録音後に処理

どれを選べばいいか

  • 社内の定例Web会議を、チームで自動的に記録したい:会議に自動で参加するOtter AIやFireflies.aiが向いています。
  • 録音済みのファイルを文字起こしして、要点までまとめたい:登録なしで試せて、無料アカウントで要約まで作れる sipsip.ai が手軽です。
  • 費用をかけず、音声を外部に出したくない:Whisperを自分のパソコンで動かす方法が向いています。

どのツールも、文字起こしの精度は録音の質に大きく左右されます。迷ったら、同じ会議の録音を無料枠で試し、仕上がりを見比べてから決めるのがおすすめです。

よくある質問

Frequently asked questions

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